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 ・脂質・脂肪酸:α-リノレン酸 (多価不飽和脂肪酸)、 n-3系列  ・高尿酸血症(痛風)を防ぐには? ・キチン・キトサン (その他の食物繊維) ・本当にコレステロールを下げる食事とは、注意が必要な食物は? ・イオウ系ファイトケミカル(刺激臭成分) ・ビタミンE/トコトリエノール  ・カプサンチン:ビタミンAの仲間 ・フラボノール類(ファイトケミカル フラボノイドグループ) ・フラバノン類(ファイトケミカル フラボノイドグループ) ・カテキン類((ファイトケミカル ポリフェノール) ・サポニン類 (ファイトケミカル) ・エリオシトリン:その他のファイトケミカル ・スコルジン:その他のファイトケミカル ・エリタデニン:その他のファイトケミカル ・OPC(オリゴプロアントシアニディン):その他のファイトケミカル ・アスタキサンチン:その他のファイトケミカル ・グリシン(非必須アミノ酸)  ・タンニン類(ファイトケミカル ポリフェノール) ・ペクチン (水溶性食物繊維) ・リグニン (不水溶性食物繊維) ・オレイン酸 (1価不飽和脂肪酸) n-9系列  ・バナジウム(V):ミネラル ・N-3系不飽和脂肪酸(α-リノレン酸系)は体にいいの?

プロフィール

くすりのとくさん

Author:くすりのとくさん
<プロフィール> 
トクダ健康メディカル 代表
徳田 正武(TOKUDA MASATAKE)
健康メディカルコンサルタント
&アドバイザー 

国内大手製薬会社で40年のキャリアがあります。 薬剤師、薬理学修士、慶應義塾大MBA(嶋口ゼミ)取得者で血栓止血領域(ワルファリン等)・血管・CT・MRI造影剤領域プロダクトマネージャー、安全管理部(GVP)、渉外部、医療機器分野の新規事業部長の経験があります。

趣味:パラグライダー、フライフィッシング、ゴルフ、テニスなど

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ご案内(掲示板):最も権威あるサプリ情報


ナチュラルメディスン(メディカルハーブ&サプリ)の世界には医学的にエビデンス(根拠)のない情報があふれかえっているのも事実です。高血圧症にいいとか、ガンにいいとか、コレステロールを下げるとかなど何を根拠に言っているのか疑問に思われる情報が飛び交っています。どれが本当でどれがウソなのかわからなくなっています。

このブログでは世界で最も権威のあるハーブ&サプリメントの聖書として有名な 「ナチュラルスタンダードによる有効性評価 ハーブ&サプリメント」でAランク、Bランクを中心に(一部Cランクまで)を紹介しています。
ランク付けは「 A:強力な科学的根拠がある   B:十分な科学的根拠がある  C:不確かあるいは相反する科学的根拠がある」となっています。

「ナチュラルスタンダードによる有効性評価 ハーブ&サプリメント」(キャサリン・E.ウルブリヒト&イーサン・M.バッシュ編集 産調出版 定価24,000円)

→「 医学的なエビデンス(EBM*)に基づいたサプリ&ハーブ情報」の詳細ページを開く

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カテゴリ:高脂血症・高尿酸血症(痛風)のエントリー一覧

  • 脂質・脂肪酸:α-リノレン酸 (多価不飽和脂肪酸)、 n-3系列

    α-リノレン酸 (多価不飽和脂肪酸)、 n-3系列 (1)n-3系列のα-リノレン酸は良質の多価不飽和脂肪酸です。 良質の脂肪酸ですが酸化されやすいのでサラダやマリネなど生で利用する方がいいとされています。 (2)血小板の凝集抑制による血栓予防効果、末梢の血流促進による血圧低下作用があります。 (3)α-リノレン酸はリノール酸に対して競合的に働き、リノール酸の過剰摂取から引き起こされるさまざまな疾患を抑制する作用...

  • 高尿酸血症(痛風)を防ぐには?

    高尿酸血症とは? 血中尿酸が7.0mg/dl以上の場合を高尿酸血症と診断します。 8.0mg/dl以上で薬物療法が必要です。尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態が長く続くことで尿酸塩結晶が関節に沈着して起こる炎症が「痛風発作」です。この発作は通常1~2週間ほどでおさまりますが、その後で尿酸値を適正に下げないと必ず再発します。痛風は男性の病気と言われており、患者の99%は男性です。女性に痛風が少ないのは、女性ホルモンが尿酸を体外...

  • キチン・キトサン (その他の食物繊維)

    その他の食物繊維 キチン・キトサン 多くの健康食品素材がある中で、その物質について専門的に研究する学会「日本キチン・キトサン学会」があります。 1)コレステロール低下作用があります。 コレステロールの肝臓への吸収・吸着を抑えます。また、胆汁酸を吸着してコレステロールの排泄を促進します。これはリンゴ皮に多いペクチンより強い作用でることが証明されています。 2)血圧低下作用があります。 Naを吸着して排泄し、...

  • 本当にコレステロールを下げる食事とは、注意が必要な食物は?

    コレステロールを下げると言われている健康食品やサプリメントは数多くあります。しかし、本当にコレステロールを下げる食事とはどういうものなのでしょう。脂質のなかでもオレイン酸リッチなもの、EPA/DHAなどはお薦めです。一価不飽和脂肪酸(オレイン酸リッチ):◎・ アーモンド、マカデミアンナッツ・ オリーブ油多価不飽和脂肪酸(α-リノレン酸:EPA/DHA)◎・ フライパンによる油いためが調理法としてgood・ フ...

  • イオウ系ファイトケミカル(刺激臭成分)

    イオウ系ファイトケミカル(刺激臭成分) →本物のにんにく卵黄共通の作用 (1)強い抗酸化作用で活性酸素を除去します。 (2)血栓予防効果があります。 (3)中性脂肪、コレステロールを下げます。 (4)発がん物質の毒素を消す解毒酵素を活性化して、がんの発生を抑えます。 (5)NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化し免疫力を強化しがんを撃退します。 (6)ピロリ菌に対する殺菌作用があります。 1.硫化アリル、アリ...

  • ビタミンE/トコトリエノール

    ビタミンE/トコトリエノール (1)リン脂質(細胞膜の構成成分)に含まれる不飽和脂肪酸の酸化を抑制し、過酸化脂質の産生を抑制します。 (2)LDL-コレステロールが酸化LDLになるのを抑制します。 (3)トコトリエノールはビタミンEの一種で抗酸化作用は、α-トコフェロール(従来のビタミンE)の10~50倍強いです。 トコトリエノールの抗酸化作用はトコフェロールの50倍です。 従来のビタミンEの中では、αトコフェロールが...

  • カプサンチン:ビタミンAの仲間

    ビタミAの仲間カプサンチン(カロチノイド) カプサンチンの抗酸化作用の強さは、β-カロチン以上であり、リコピンとほぼ同等です。このことから、カプサンチンにも、がんや脳血管疾患、心臓病といった、生活習慣病を予防する作用が期待できます。 カプサンチンの主な作用のまとめ (1)強力な抗酸化作用が認められており、その作用はβ-カロチンの1.5~2倍、リコピンとほぼ同等です。 (2)体内に吸収された後、血液中では、HD...

  • フラボノール類(ファイトケミカル フラボノイドグループ)

    フラボノール類 1)ケルセチン(フラボノール) 玉ネギの苦味にはケルセチンというポリフェノールが含まれています。このケルセチンは脂肪排出を助ける働きに優れており、血圧を下げる働きももつことがわかっています。  タマネギの苦味=ケルセチン(フラボノール系ポリフェノール) ケルセチンはポリフェノールの中でも特に脂肪吸収阻害(抑制)効果が強く、体内の脂肪を排出するサポーター的働きをします。         ...

  • フラバノン類(ファイトケミカル フラボノイドグループ)

    フラバノン類 ヘスペリジン (1)毛細血管の強化作用があります。 (2)ビタミンCの働きを助け、活性酸素の発生を防止し血圧の上昇を防止します。 (3)肥満を予防します。 中性脂肪の分解、脂肪細胞生成を抑制し、肥満を予防します。 柑橘類の袋と筋 →「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ→「予防としてのメディカルハーブ&サプリの世界」のトップページ→「レディーのためのダイエットサプリ&ハーブの...

  • カテキン類((ファイトケミカル ポリフェノール)

    カテキン類(カテキン、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート) お茶の葉や葉芽に含まれている水溶性成分で、苦味があります。お茶の苦味の成分は一般に”タンニン”と呼ばれてきましたが、タンニンを形成する成分の一部がカテキンです。 カテキンは緑茶中に10~15%含まれていますが、カテキンというのは総称であって、緑茶の中には”エピガロカテキンガレート(EGCG)”、”エピガロカテキン(EGC)”、 ”エピカテキンガレー...

  • サポニン類 (ファイトケミカル)

    サポニン類 サポニン類のソラニンはじゃがいもの芽や皮の緑化した部分に含まれ、腹痛やめまいなどの中毒症状がでますので要注意です。じゃがいもの芽や皮の緑化した部分は切り捨てて食べるようにしましょう。 大豆サポニンは数々の生活習慣病や肥満の予防に有効です。 (1)強い抗酸化作用をもち脂質の酸化を防止して代謝を促進します。 (2)中性脂肪、コレステロールを下げます。 (3)免疫力を高めます。 (4)細胞の突然変...

  • エリオシトリン:その他のファイトケミカル

    その他のファイトケミカル エリオシトリン(フラボノイド系) レモンやライム特有の黄色い色素でフラボノイドの仲間です。とくに皮には果汁の10倍(200mg)のエリオシトシンが含まれています。 (1)強い抗酸化作用を有し、脂質の酸化を防いでがんや生活習慣病を予防します。 (2)血圧の上昇を抑える作用があります。 レモン、ライム →「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ→「予防としてのメディカルハー...

  • スコルジン:その他のファイトケミカル

    スコルジン スコルジンはにんにくの無臭成分です。基礎代謝を高め脂肪燃焼をアップさせる作用があります。細胞を活発化させ、血行をよくし、発刊や利尿、消化を促進する働きがあり、新陳代謝を高めて脂肪の蓄積を防ぎ、血中コレステロールの低下作用や中性脂肪の値を下げる作用があります。動脈硬化や高脂血症に有効です。また、スコルジンには、血小板が固まるのを抑える機能(血小板凝集抑制作用)があり、血栓ができるのをふせ...

  • エリタデニン:その他のファイトケミカル

    エリタデニン エリタデニンは、コレステロールを包み込んでいる血漿の脂肪酸を変化させます。これにより、コレステロールが肝臓などに取り込まれやすくなり、血中コレステロール濃度が低下すると考えられています。血中コレステロール低下は、動脈硬化の予防になります。エリタデニンには血中コレステロール低下のほかにも働きがあると考えています。血液を固まらせる働きをもつプロスタグランジンを作るアラキドン酸の生成を抑え...

  • OPC(オリゴプロアントシアニディン):その他のファイトケミカル

    OPC(オリゴプロアントシアニディン) 広く食物に含まれている成分で、とくに緑茶やローズマリー、サンザシなどの皮や樹皮、種に多く含まれています。 (1)太陽光線から守り、遺伝子を保護する働きがあります。 (2)強い抗酸化作用があります。 →「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ→「予防としてのメディカルハーブ&サプリの世界」のトップページ→「レディーのためのダイエットサプリ&ハーブのV...

  • アスタキサンチン:その他のファイトケミカル

    アスタキサンチン (1)強い抗酸化作用を有し、コレステロールの血管付着を防ぎます。 (2)さらに血管壁に付着したコレステロールを取り除く作用があります。 (3)黄斑変性症(眼の病気)の改善、肌の色素沈着を抑制します。 えびやかに、イクラに含まれる赤い色素成分です。 ブルーベリーのアントシアニンとアスタキサンチン配合サプリメント →「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ→「予防としてのメデ...

  • グリシン(非必須アミノ酸)

    生体内でタンパク質生成に必要なアミノ酸には生体内で生成できるアミノ酸と体外から補給しないと自己では生成できない必須アミノ酸の2種類があります。必須アミノ酸: イソロイシン、ロイシン、リジン、含琉アミノ酸(メチオニン+シスチン)、芳香族アミノ酸(フェニルアラニン+チロシン)スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン 非必須アミノ酸: グリシン、アラニン、セリン、シスチン、チロシン、アスパラギン酸、...

  • タンニン類(ファイトケミカル ポリフェノール)

    タンニン類 (1)タンニンはカテキン類の総称です。 (2)お茶の渋みのもとです。 テアフラビンとテアルビジン(紅茶の赤い色素)  (1)抗酸化作用、抗がん作用、殺菌作用、抗ウイルス作用、消炎作用があります。  (2)血中コレステロールを低下させ肥満予防に効果的です。  (3)スタミナを持続させるのでスポーツドリンクとしても有用です。 →「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ→「予防として...

  • ペクチン (水溶性食物繊維)

    水溶性食物繊維 ペクチン (水溶性および不溶性食物繊維) (1)コレステロールの低減作用があります。 胆汁酸が腸管内で吸収されるのを防ぐことにより、胆汁酸の合成原料であるコレステロールを低減させます。 ペクチンを多く含む食品 リンゴの皮、柑橘類の皮 →「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ→「予防としてのメディカルハーブ&サプリの世界」のトップページ→「レディーのためのダイエットサプリ&ハ...

  • リグニン (不水溶性食物繊維)

    リグニン (不水溶性食物繊維) (1)胆汁酸の腸肝循環を抑制します。 腸肝循環している胆汁酸を吸着して体外に排出しコレステロールを減らします。 (2)分子が大きいため消化酵素で分解されず便通を促進させます。 リグニンを多く含む食品    豆、ココア、いちごの種、切り干し大根 →「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ→「予防としてのメディカルハーブ&サプリの世界」のトップページ→「レディーの...

  • オレイン酸 (1価不飽和脂肪酸) n-9系列

    オレイン酸 (1価不飽和脂肪酸) n-9系列 (1)過酸化脂質をつくりにくい不飽和脂肪酸です。 脂肪酸のなかでも推奨されるものがn-9系列のオレイン酸です。ただし、脂肪なのでとりすぎると太るので注意は必要です。 (2)オリーブ油はオレイン酸が豊富です。 オレイン酸の多いオリーブ油はAOM値が極めて高く、過酸化に対する安定性が高いことが特徴です。体内で合成できる脂肪酸の1つです。 (3) オレイン酸はタウリンやア...

  • バナジウム(V):ミネラル

    バナジウム(V) (1) 脂質(中性脂肪やコレステロール)代謝を促進し低下させます。 (2) インシュリンの分泌を安定化し、血糖値を正常に保ちます。(糖尿病) バナジウム(V)を多く含む食品 豆腐、わかめ →「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ→「予防としてのメディカルハーブ&サプリの世界」のトップページ→「レディーのためのダイエットサプリ&ハーブのVIPルーム」のトップページ→「男のためのス...

  • N-3系不飽和脂肪酸(α-リノレン酸系)は体にいいの?

    不飽和脂肪酸 n-3系列脂肪酸 (α-リノレン酸系) の主な作用1.血栓予防効果 2.末梢の血流促進 3.脂質代謝改善 4.脳神経系に必要 n-3系列脂肪酸とはα-リノレン酸 、EPA(エイコサペンタエン酸) 、DHA(ドコサヘキサエン酸)などのことで しそ油 、青魚(イワシ・サンマ・サバ)、冬野菜(ほうれん草・小松菜・春菊など)、海草 に多く含まれます。どの脂肪酸も人間の身体にとっては必須なものですが、リノール酸が大半...

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