カテゴリ:認知症(アルツハイマー型認知症)のエントリー一覧
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アルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」
エーザイは22年3月期通期の連結業績予想を修正しました。営業利益の見通しを従来の780億円から535億円(前の期比3.3%増)に引き下げました。アルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」の国内外での承認の遅れが影響しているようです。アデュカヌマブについては、共同開発した米バイオジェンの需要予測を受けて販売権の評価を見直した結果、減損損失80億円を売上原価に計上するほか、バイオジェンが計上した在...
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著書(よくわかる認知症と薬のQ&A)と筆者(徳田正武)
著書(よくわかる認知症と薬のQ&A)と筆者です。...
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認知症の脳内では何がおこってる?(よくわかる認知症と薬のQ&A P24-25より 著者 徳田正武)
薬相談2万5千件のプロが答える 『よくわかる認知症と薬のQ&A みんなが悩む高齢者への抗血栓治療薬投与の疑問も解消』(メディカ出版社)...
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ワーファリンなどの抗血栓症治療薬(抗凝固剤、抗血小板剤、NOACなど)の情報満載!!
認知症についての本は多くありますが、認知症の治療薬(ドネペジル、メマンチンなど)について正しい理解のもとに、すなわちエビデンス情報をもとに書かれた本は多くありません。加えて抗凝固剤のワーファリンや低用量アスピリン、クロピドグレル、リマプロスト、シロスタゾールなどの坑血小板剤やダビガトランなどの新しいタイプの経口坑凝固剤(NOAC)の使い方について薬剤師の立場から詳しく丁寧に書かれた本はほとんどあり...
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認知症の薬は飲み続けた方がいい?やめるとどうなる?
薬相談2万5千件のプロが答える よくわかる認知症と薬のQ&A P72より (メディカ出版社)メディカ出版 2016年6月10日発売(定価2200+税)amazonより購入楽天ブックスメディカ出版購入ページ...
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認知症治療薬の効能・効果の違い(よくわかる認知症と薬のQ&A P52より)
認知症治療薬の効能・効果の違いを表にしてみました。薬相談2万5千件のプロが答える よくわかる認知症と薬のQ&A P52より (メディカ出版社)メディカ出版 2016年6月10日発売(定価2200+税)amazonより購入楽天ブックスメディカ出版購入ページ...
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新刊の推薦者(浦上先生)のお言葉に感謝!
ついにどなたが見てもわかりやすい薬の本を出版しました!!(メディカ出版)「薬相談2万5千件のプロが答える よくわかる認知症と薬のQ&A みんなが悩む高齢者への抗血栓治療薬投与の疑問も解決」発刊にあたり日本認知症予防学会理事長の浦上先生より大変ありがたいお言葉をいただき、感謝感激です。(画像をクリックしてご覧ください)⇒本の内容紹介メディカ出版 2016年6月10日発売(定価2200円+税)amazonより購入メディカ出...
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薬相談2万5千件のプロが答える よくわかる認知症と薬のQ&A 新刊執筆!(2016年6月10日発売)
ついにどなたが見てもわかりやすい薬の本を出版しました!!(メディカ出版)認知症予防研究の第一人者、TVでもお馴染みの浦上克哉教授(日本認知症予防学会・理事長)ご推薦!!本誌作成の意図(はじめに)我が国では、高齢者の4人に1人が認知症又はその予備群と言われています。認知症高齢者とともにより良く生きていくことが求められる時代がすぐそこまで来ています。 これからは医師だけでなく、薬剤師、看護師、介護関係者および...
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アルツハイマー型認知症の新製品開発情報
2012年8月に米Eli Lilly社は抗βアミロイド抗体solanezumabについて初期と中等度のアルツハイマー患者を対象としたEXPEDITION試験(フェーズⅢ臨床試験)で、認知機能も身体機能も低下を抑止することができなかったと発表しました。 但し、二次解析で初期のアルツハイマー病患者では認知能力の低下を抑止できた結果も得られたとLily社は発表しています。 同社は今後、この抗体の臨床開発を継続するかどうかは未定としています。また...
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認知症治療薬を飲むと、興奮することがあるの?
認知症治療薬の投与開始初期に、焦燥感、多弁、興奮などの精神症状が現れることがありますが、アルツハイマー型認知症の周辺症状(BPSD)として、認知症治療薬投与とは関係なく発生することも多くあります。BPSDが現れる要因として環境変化等心理面に影響を及ぼすことが考えられます。認知症治療薬による場合は脳内のアセチルコリン濃度が上昇することにより、興奮症状が発現するためと考えられます。このような症状の多くは一時的...
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「単なるもの忘れ」と「アルツハイマー型認知症」の区別は?
アルツハイマー型認知症は、老化による単なるもの忘れとの区別がつきにくい病気ですが、実はよく観察すると家族でも判別できるようになります。本人や家族が「年のせいでしょ」と思うような日常の些細な変化が、実は認知症のサインであることが多いのです。「年のせい」ではない「アルツハイマー型認知症」の前兆を見逃さないようにしましょう。「しょっちゅう」同じことを言ったり聞いたりし始めたら要注意。また、以下の兆候が見...
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自宅で出来る簡単で的確なアルツハイマー型認知症のCheck法は?
改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)をご紹介します。HDS-Rとは現在、最も医療機関にて汎用されている質問形式にてアルツハイマー認知症を見つける検査法のひとつです。とても簡単で有名な方法なのです。9項目の設問で構成された簡易知能評価スケールで、30点満点中20点以下だと“認知症疑い”となります。あなたのおじいちゃんやおばあちゃんは何点とれますか?9項目の設問1 お歳はいくつですか? (2年までの誤差は正解)...
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アルツハイマー型認知症はどうやって予防するの?
ボケない人生を送るために!増え続ける高齢者の数。日本はすでに高齢化社会に突入しています。アルツハイマー病を未然に防ぐことが大事な時代がきています。アルツハイマー病の急激な増加は日本だけではありません。世界的な大問題です。世界中で認知症患者が激増中!60歳以上の認知症の患者数は全世界で増加傾向です。2,430万人(2006年)→ 8,110万人(2020年)の見込み発展途上国が71.2%を占める。特に中国、インド、南アジアでの...
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アルツハイマー型認知症と正しく向き合うには?
ご家族や周辺の方々に以下のような症状は見られませんか? 同じことを何度も言ったり、聞いたりする 物の名前が出てこない 置き忘れやしまい忘れが目立つ 時間、日付や、場所の感覚が不確かになった 病院からもらった薬の管理ができなくなった 以前はあった関心や興味が失われた 水道の蛇口やガス栓の締め忘れが目立つ 財布を盗まれたと言って騒ぐ 複雑なテレビドラマの内容が理解できない 計算の間違いが多くなった ささいなこと...
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アルツハイマー型認知症にいいサプリメントは?
アルツハイマー型認知症にいいサプリメントの記事については→(改訂)アルツハイマー型認知症にいいサプリメントは?をご覧ください。トップページ→「薬のとくさんのサプリ&ハーブで不老長寿」のトップページ→「予防としてのメディカルハーブ&サプリの世界」のトップページ→「レディーのためのダイエットサプリ&ハーブのVIPルーム」のトップページ→「男のためのスペシャルサプリ&ハーブ」のトップページ→「EBMで裏付けされ...
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アルツハイマー型認知症への接し方は?
接し方で最も大事なこと 人間は認知症という障害を抱えながらも幸福に生きられるし、また幸福に生きる権利があります。 その人を丸ごと受け入れて、出来るだけ機嫌の良い状態を保つように努めましょう。 認知症の特質(たとえば、忘れやすいということ)をうまく利用するといいのです。 「ご飯まだですか。」(物忘れ) 本人には納得してもらうことが大事で、何が事実か正しいかで争ってはいけません。 反感や被害妄想的な感情を抱...
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DHA(ドコサヘキサン酸)はアルツハイマー型認知症にいいの?
DHAは、炭素数が22、不飽和結合が6のn-3系の直鎖の多価不飽和脂肪酸で、EPA(エイコサペンタエン酸)と同様、主に魚に含まれる必須脂肪酸の一つです。 生体内では脳や神経組織、精子などに多く存在し、俗に「動脈硬化、高脂血症、認知症等の予防や改善によい」、「アトピー、アレルギー等によい」、「脳の発達によい」、「がんの発生や転移に効果がある」などといわれています。 ヒトでの有効性については、冠状動脈疾患に対して有効...
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イチョウ葉エキスはアルツハイマー型認知症に効くの?
イチョウは、中国原産で、日本でも数多く栽培されている落葉高木です。 中国や日本では種子を漢方として古くから利用しており、中国では紀元前2600年に既に喘息や気管支炎に用いていたという記録があります。 イチョウの中国語名は「銀杏」、「白果」、「公孫樹」であり、中薬ではその種子のみを用いています。 近年、ヨーロッパではイチョウ葉の有効性に関する多くの研究が行われ、イチョウ葉エキスは、俗に「血液循環を良くする...
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ピクノジェノール:その他のファイトケミカル
ピクノジェノール ピクノジェノールは、フランスの南西部からスペイン国境にかけての大西洋沿岸に生育する「フランス海岸松」の樹皮から抽出された天然の抗酸化物質フラボノイドの集合体です。強い抗酸化作用をもつため動脈硬化や潰瘍、生活習慣病など、活性酸素が原因で起こる病気に効果があると期待されています。 (1)フランスの海岸の松の樹脂に含まれる成分です。 (2)強い抗酸化作用があります。 (3)脳のBBBを通...
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ギンコライド:その他のファイトケミカル
ギンコライド →関連記事を開くイチョウは“生きている化石”と言われるように、とても生命力の強い植物であることが広く知られています。イチョウ葉に含まれるフラボノイドは毛細血管を丈夫にし、冷え症や肩コリ、肌の老化を防ぐ働きがあります。イチョウ葉エキスは欧米ではブレインフード(健脳食)として販売されています。 (1)活性酸素から脳細胞を守り、記憶力、集中力をたかめる作用があります。痴呆症にも用いられます。 (...
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(改訂)アルツハイマー型認知症にいいサプリメントは?
物忘れや記憶力の低下がみられるアルツハイマー型認知症に何かいいサプリはないの?よくある質問ですが、難しい質問でもあります。 アルツハイマー型認知症の治療薬ところでアルツハイマー型認知症に対して臨床試験にて薬効が証明され正式に厚生労働省より認可をとって販売しているものとして、ドネペジルやガランタミン、リバスチグミン、メマンチンがあります。この中でドネペジルは日本の大手製薬メーカ(エーザイ)が開発した...
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レシチン(リン脂質の一種:フォスファチジルコリン: アミノ酸)
レシチン(リン脂質の一種:フォスファチジルコリン) (1)脳細胞や神経細胞を活性化し、記憶力や集中力を高めますレシチンは自律神経(副交感神経)の働きに欠かせない神経伝達物質のアセチルコリンの成分です。脳における記憶力などにも大きな影響を与えています。 (2)脂肪の代謝に関与し、血液中の余分なコレステロールを減らします。 レシチンには血管にこびりついたコレステロールを溶かす作用があります。大豆のほか、卵黄...
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その他の栄養成分
γ-アミノ酪酸(GABA)(1)脳に存在する抑制性の神経伝達物質です。アミノ酸の一種で、主な効能は脳や脊髄に多く存在する神経伝達物質として働く生理作用です。GABAが脳内に十分にあると、脳の血流を改善して酸素供給量が増加し、脳細胞の代謝機能を促進させます。この働きのため、すでに脳卒中後遺症や肝機能改善のために医療の現場で用いられています。 (2)脳の血流を促進し、脳細胞を活性化させる。脳の血流を促進し脳...