抗ガン作用、抗免疫作用のあるサプリやハーブは?
がん・悪性腫瘍 - 2010年07月15日 (木)
抗ガン作用、抗免疫作用
もちろんサプリやハーブの抗ガン作用は強くはありませんが、生活習慣で長くお付き合いすることで少しづつ効果が期待できるものです。
多糖類
●グルカン(きのこ多糖類 不溶性食物繊維)(抗がん作用)
グルカンはグルコースを含む多糖類の総称です。
1)β-グルカン
(1)抗ガン作用:(抗ガン剤:クレスチンやレンチナンの作用)
体内に侵入した異物を破壊する作用をもつマクロファージやナチュラルキラー細胞などの働きを活性化させ、免疫力を高めてがん細胞の増殖を抑える働きをします。
β-グルカンを多く含む食品
まいたけ、パン酵母
2)グルカンMD-フラクション
(1)抗ガン作用
グルカンMD-フラクションを多く含む食品
まいたけ
●β-クリプトキサンチン(キサントフィルカロチノイド)
(1)温州みかんに多い。オレンジの100倍多く含まれています。
(2)1日2個で発かん抑制効果があると言われています。
β-クリプトキサンチンを多く含む食品
温州みかん
ポンカンはカロテノイドの一種であるβクリプトキサンチンを豊富に含み、高い活性酸素除去作用があります。また、便秘予防もあります。
●テルペン類(ファインケミカル)
テルペン類は柑橘類特有の香りや苦みの成分のことです。
テルペン類共通の作用として、発がん物質を無毒化する酵素を活性化し発がん物質の排出を促すなどの働きがあります。その他テルペン類の「しょうがの辛み」には、解熱・消炎・鎮痛作用や抗菌作用もあることが知られています。
1.リモネン(みかんの皮に含まれる香り)
2.リモニン(グレープフルーツ特有の苦み成分)
3.ショウガオールとジンゲロン(しょうがの辛み)
(1)消炎鎮痛作用があります。
強力な鎮静作用をもち炎症や痛みを鎮める消炎作用があるため抗アレルギー剤としても有効です。
(2) 発汗・解熱作用があります。
(3) 抗菌・殺菌作用があります。
●リコピン(カロチノイド)
リコピンは、トマトに含まれる赤い色素です。カロチノイドの中で、もっとも単純な構造をしており、分子量537で、β-カロチンのように体内でビタミンAに変わりません。最近、このリコピンには強い抗酸化作用があることが判明し、生活習慣病の予防に役立つことが明らかになりました。
活性酸素はがんや動脈硬化症などの生活習慣病を引き起こしたり、老化を促進したりしますから、その活性酸素を消去すること(抗酸化作用)によって、生活習慣病予防作用や老化抑制作用が期待できます。
抗がん作用(がん抑制作用)
最近、リコピンには、細胞のがん化を防ぐ役割を持つ遺伝子を活性化する機能があると考えられています。
実際に、がんにかかった人の血中リコピン濃度は、正常な人と比べて低いことが、様々ながんについて明らかにされてきており、リコピンのがん抑制作用(大腸がんの発症を抑制する)が注目を集めています。
また、肝臓がんや膀胱がんに対しても、予防効果があることがわかってきています。
リコピンを多く含む食品
完熟トマト、スイカ、柿、グレープフルーツ(ルビー)
その他抗がん作用を有するもの
スルフォラフェイン
ブロッコリーの新芽
関連記事1:血圧低下作用のあるサプリメントとメディカルハーブは?
関連記事2:糖尿病の予防にいい食品は?
関連記事3:生活習慣病予防指導士メモ
関連記事4:本当にコレステロールを下げる食事とは?
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サプリメントとの相互作用と安全性情報については姉妹サイトの
→「予防としてのナチュラルメディスン(メディカルハーブ&サプリ)の世界」を必ず参照されてからお使いください。
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多糖類
●グルカン(きのこ多糖類 不溶性食物繊維)(抗がん作用)
グルカンはグルコースを含む多糖類の総称です。
1)β-グルカン
(1)抗ガン作用:(抗ガン剤:クレスチンやレンチナンの作用)
体内に侵入した異物を破壊する作用をもつマクロファージやナチュラルキラー細胞などの働きを活性化させ、免疫力を高めてがん細胞の増殖を抑える働きをします。
β-グルカンを多く含む食品
まいたけ、パン酵母
2)グルカンMD-フラクション
(1)抗ガン作用
グルカンMD-フラクションを多く含む食品
まいたけ
●β-クリプトキサンチン(キサントフィルカロチノイド)
(1)温州みかんに多い。オレンジの100倍多く含まれています。
(2)1日2個で発かん抑制効果があると言われています。
β-クリプトキサンチンを多く含む食品
温州みかん
ポンカンはカロテノイドの一種であるβクリプトキサンチンを豊富に含み、高い活性酸素除去作用があります。また、便秘予防もあります。
●テルペン類(ファインケミカル)
テルペン類は柑橘類特有の香りや苦みの成分のことです。
テルペン類共通の作用として、発がん物質を無毒化する酵素を活性化し発がん物質の排出を促すなどの働きがあります。その他テルペン類の「しょうがの辛み」には、解熱・消炎・鎮痛作用や抗菌作用もあることが知られています。
1.リモネン(みかんの皮に含まれる香り)
2.リモニン(グレープフルーツ特有の苦み成分)
3.ショウガオールとジンゲロン(しょうがの辛み)
(1)消炎鎮痛作用があります。
強力な鎮静作用をもち炎症や痛みを鎮める消炎作用があるため抗アレルギー剤としても有効です。
(2) 発汗・解熱作用があります。
(3) 抗菌・殺菌作用があります。
●リコピン(カロチノイド)
リコピンは、トマトに含まれる赤い色素です。カロチノイドの中で、もっとも単純な構造をしており、分子量537で、β-カロチンのように体内でビタミンAに変わりません。最近、このリコピンには強い抗酸化作用があることが判明し、生活習慣病の予防に役立つことが明らかになりました。
活性酸素はがんや動脈硬化症などの生活習慣病を引き起こしたり、老化を促進したりしますから、その活性酸素を消去すること(抗酸化作用)によって、生活習慣病予防作用や老化抑制作用が期待できます。
抗がん作用(がん抑制作用)
最近、リコピンには、細胞のがん化を防ぐ役割を持つ遺伝子を活性化する機能があると考えられています。
実際に、がんにかかった人の血中リコピン濃度は、正常な人と比べて低いことが、様々ながんについて明らかにされてきており、リコピンのがん抑制作用(大腸がんの発症を抑制する)が注目を集めています。
また、肝臓がんや膀胱がんに対しても、予防効果があることがわかってきています。
リコピンを多く含む食品
完熟トマト、スイカ、柿、グレープフルーツ(ルビー)
その他抗がん作用を有するもの
スルフォラフェイン
ブロッコリーの新芽
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